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本当に誰でもわかる「円高」「円安」解説!

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もう恥ずかしくない!「円高」「円安」ってこういう事だった!!

ここ数か月は当たり前の様になってしまった「円安」傾向。
ニュースでもよく円安ドル高って聞きますよね。さ~っと流してませんか?

よくこんがらがってしまうのが「円安」なのになんで円の見た目は上がっているの?という疑問。
私も昔はこんがらがって頭の中を整理する時間が必要でした。
けど、仕組みを理解できれば「HELLO」という単語を英語なのに当たり前に使っている感覚で
ニュースを聞いたり会話が出来るようになります。このブログを最後まで読んでいただければそうなりますので是非頑張って読んでくださいね!!

では、ここ数か月の円相場でお話してみます。
■半年くらい前まで
1ドル=115円 位を推移していました。
■現在は
1ドル=135円 位を推移しています。

円の見た目は高くなっていますね。

さて、ここで第一の疑問ポイント!
見た目の円は高くなっているのになんで円安なの?という疑問です。

詳しく解説していきますね。
※小数点は切り捨てます
※対象はUSドルでお話します
※手数料は考慮しません

【半年前】
タカシくんはアメリカ旅行をしようと思い、10万円をもって銀行へUSドルに両替に行きました。
<半年前の為替・・・1ドル=115円>
これは、1ドルを貰いたければ、115円を銀行員さんに渡すと貰えます。
つまり、10万円を銀行員さんに渡したタカシくんが受け取ったのは869ドルでした。

ここまでは理解できたでしょうか。
続いて、

【現在】
タカシくんは半年前のアメリカ旅行で彼女が出来ました。
彼女に会いに行くためにまた10万円を銀行へUSドルに両替に行きました。
<現在の為替・・・1ドル=135円>
これは、1ドルを貰いたければ、135円を銀行員さんに渡すと貰えます。
つまり、10万円を銀行員さんに渡したタカシくんが今回受け取ったのは740ドルでした。

半年前の方が現在よりも同じ10万円なのに、129ドルも多く両替ができました。
これはつまり日本円の価値が現在より半年前の方が高いという事になります。

ここ大切なポイントです。

では、半年前と現在の為替を見てみましょう。
半年前は115円、現在は135円 半年前の方が円は安いですね。
もうお分かりでしょうか。そうです!!
円の価値が高いほど、見た目上は安くなっていくのです=円高
逆に円の価値が低いほど、見た目が高くなります=円安

半年前と比較すると円安の今、半年前は115円で買えていたアメリカのジュースが、
今は135円払わないと買えないといった形です。 支払い額(見た目)は上がっているのに日本円の価値は下がっていますよね。これが円安です。

理解できたでしょうか。
輸出入は基本的にUSドルで計算される事が多いため、円安になるとドル製品や食料を日本円で輸入する企業等は半年前より1ドルに対して20円程高い金額で輸入をする事になります。
その他色々な要因はありますが、輸入に頼っている日本で今物価高と言われている一つの要因が
「円安」という事ですね。 
頑張って国力を上げていくためにも、選挙には行きましょうね!!

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